クエン酸の働き 梅や柑橘類などのフルーツに含まれているクエン酸がカラダに良いことは有名ですが、そのクエン酸が一体どのような働きをするのかはよくわからないですよね。実は、クエン酸には疲労・肩こり・筋肉痛の回復、肝臓機能の改善などの優れた働きがあると言われています。
クエン酸の好サイクル 食事により摂取した炭水化物は消化されてブドウ糖に変わりますが、そのブドウ糖が体内で燃焼(酸化)してエネルギーになります。このサイクルが効率よく行われれば何の問題はないのですが、ブドウ糖は完全に燃焼するわけではなく、一部が不完全燃焼の焦性ブドウ糖になってしまいます。この焦性ブドウ糖がやっかいなモノで、筋肉など体内に蓄積すると乳酸に変化します。乳酸は疲労物質ともいわれる有害な物質。この乳酸がカラダに貯まるとだるさや疲れを感じる元となります。
そこでクエン酸の登場です。クエン酸には、焦性ブドウ糖と乳酸を分解する働きがあるんです。いわば、悪玉である焦性ブドウ糖と乳酸を撃退する救世主。クエン酸を摂取することで、疲れ知らずの健康体でいられるという効果があるらしいのです。さらにクエン酸には血液を弱アルカリ性に保つ働きもあり、どろどろ血液をサラサラ血液に改善しますので、血行促進につながります。まさにクエン酸パワー!こんなすごいクエン酸、好サイクルを維持する体調管理にはなくてはならない物質とも言えそうです。
クエン酸を含む食べ物