ゆっくり温まりたい家庭のお風呂
底冷えが厳しい本格的な冬の季節ですが、この寒さってやっぱりカラダに堪えますよね。家に着いたら、ゆっくりお風呂に浸かって癒されたいものです。家庭で心ゆくまでのんびりと温まりたくて、今回は新しい入浴剤にチャレンジしてみました。それが、ヒマラヤ岩塩の入浴剤「インディアン・ルビーソルト」。
インディアン・ルビーソルト
「インディアン・ルビーソルト」とは、その名の通り、インド原産の100%天然塩なのですが、ルビーのように濃い赤色(実は赤茶色っぽい)をした岩塩の小粒な結晶。その結晶を入浴剤・バスソルトとして使うものなんです。
インドに継承されている医学のひとつである「アーユルヴェーダ」にも使われるのが、このルビーソルトということですので、入浴剤として応用することもある意味、インドの伝統に基づくものかもしれません。紅い塩のチカラで身体が温まり、さらには天然素材なのでオーガニックで肌にもやさしいような気がします。
特徴的な硫黄の香り
入浴の仕方は、浴槽に「インディアン・ルビーソルト」を1回に付き、30g(~好みにより50g)投入するだけ。結晶粒の大きさは、おおむね5ミリ前後。岩塩以外の石などが若干混ざっているようで、浴槽に入れたとき、2~3粒融けきらないものがあったのですが、ほとんどはサッとお湯に融けてしまいます。
結晶(固体)の状態ではニオイがしませんが、お湯に融かした瞬間に硫黄のようなほのかなニオイが辺りに漂います。カラダに効きそうな香りが広がるので、家庭の浴室がまるで温泉に早変わりしたかのような気分になります。しかし、お湯は無色透明のまま。湯船のお湯が特段しょっぱいとも感じられませんでした。見た目はいつものお湯と変わらず、とろみもありません。香りだけが温泉ぽっくなるのが、意外と本格的だと思いましたよ。
ピーリング?
販売サイトのレビューでは、「汗がすぐに出てくる」と書いてありましたが、私が入浴した感想は、正直、塩のチカラですぐに汗が出てくるのかどうかは、そんなにわかりませんでした。お湯の温度が低かったからかもしれませんが。
ただ、汚い話ですが、いつもより垢がぽろぽろ落ちてきたような気がしました。(このとき、別にお風呂を抜いていたワケではありませんよ。)塩をお湯に融かすことで、浸透圧が変化して皮膚の角質に水分が吸収されるスピードが極端にアップしたためなのでしょうか。それで、ちょっと肌をさすっただけで垢が落ちてきたのかもしれないと思いつつ入浴をしていた次第です。もしそうだとしたら、ピーリング作用ですよね。「インディアン・ルビーソルト」、さすがです。
心地よい湯上り感
湯上りの際にはシャワーを浴びましたので、お風呂上りは硫黄臭はまったくなく、さっぱりとしましたよ。温泉効果で湯冷めまでは時間がかかるのかと、保温性を期待していたのですが、湯冷め度は普通のお風呂と変わりありませんでした。ということは、特に絶大な効果があるというワケではないのですかね。ですが、この本格的な温泉のような香りはことのほか心地よいです。気分的には充分に癒され、かなり満足でした。
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