クロックスの専門職向けシューズがクロックスワーク・シリーズ。
飲食、医療、接客の3つのカテゴリー向けに特化した機能性ワークシューズとなっています。
クロックスのワークシリーズは、各職場の現状に合致したシューズ。
働きやすさを追求したコンセプト・シューズといえます。
飲食ワークシューズは調理場で働く調理師さん・コックさん向け、
医療ワークシューズは医療機関で働くドクター・ナース向け、
接客ワークシューズはレストランで働くホール係(ウェイター・ウェイトレスさん)向け
となっています。
その中でも今回は、
飲食店の厨房向けに考案された「ビストロ bistro」と、
医療現場向けに考案された「クロックスワット・ベント crocswatt vent」を
ピックアップしてみたいと思います。
ビストロ bistro
まずは、ビストロ。
一見、何の変哲もない普通のクロックスのように見えますが、
実はなかなか細部にわたってこだわりのある構造なんです。
ビストロは、調理師さん用に開発されたシューズ。
水や油で床が滑りやすい厨房の中の環境でも
しっかり床を捉えるアウトソール(靴底)を採用しているというのが最大のポイント。
安全に調理ができるように、
または足元に気をとらわれず、一心に調理に専念できるようにという願いから
丹精こめて作られたようなシューズなんです。
ということは、調理場での用途に限らず
足元が濡れるような現場では、
職種・場所・目的を問わずに重宝するシューズともいえそうです。
軽い雨の日なら通勤などに利用してもいいかもしれませんしね。
上写真の左は一般的なクロックスの靴底ですが、
見ての通り違いが一目瞭然にわかるかと思います。
右のビストロの靴底のほうはラバーを用いたしっかりと刻みが入ったもの。
ビストロのほうがはるかに優れたグリップ力があることがうかがえます。
ワークシューズの業界基準を超える滑りにくさは、かなり満足のいくものです。
そして穴がないのがおわかりいただけるでしょうか?
これも飲食店仕様ならではの考えられたアイデアのひとつです。
ジビッツは付けられませんが、業務用の場合はむしろ必要ありませんよね。
靴下が油や粉などで汚れないように、
またはお湯や熱いスープなどが足に落ちても大丈夫なようにとのことで
上部に穴は開けられていないワケです。
ワークシューズとしては、穴がないことは当然といえば確かにその通りですが、
やはり、なるほどと唸らせるような工夫ですよね。
上部に穴がないと湿気がこもるんじゃないかと心配になりますが、
両側面に通気孔がありますので、
その点は特段問題なさそうです。
それどころか、長靴のようなものに比べると
実は通気性もバッチリです。
さらに、かかと部分のへりが高く、すなわちヒールカップが深めに作られていますので、
水かさが高い場所でも足の中が濡れる心配が皆無。
それどころか、しっかり足を包み込んで、かつ動きやすいようになっています。
もちろんメインの素材はクロスライトなので、全体的に軽量なのはいうまでもありません。
クッション性も高いクロスライトですから、
スイトレスのないスムーズな運動性を実現。
長時間の立ち仕事でも足が疲れることがなく、
快適な作業をサポートします。
そして、油などで汚れた場合は、すぐに水洗いをすればOK。
速乾性がありますので、洗った直後にはサッと拭けばすぐに履くことができます。
かんたんに洗えるということは、すなわち防臭にもなりますので、
その点も嬉しいところですよね。
ただ、サイズ選びは重要なので注意が必要です。
やや大きめのサイズ感覚ですので、大きすぎるものは選ばないようにしたほうが無難なようです。
ともかく、水場に強いワークシューズ「ビストロ」もなかなか機能性バツグンなようです。
クロックスワット・ベント crocswatt vent
そしてもうひとつが、クロックスワット・ベントです。
医療現場に特化したというワークシューズ。
ドクターやナース向けに開発されたものということです。
最大のポイントは、静電気の無害化。
特殊な素材をアウトソールに組み入れることによって、
カラダに生じた静電気を床に分散して逃し、中和させることです。
静電気を弱めることは、医療現場で使われる精密機器に悪影響の出ないようにするための
専門的な工夫ともいえます。
ワークシューズとしての機能は、ビストロと被るところが多く、
軽量で動きやすい点や
速乾性、丸洗い可など共通する点が多々あります。
いずれにせよ、機能性を追及したクロックスワット・ベントも
医療現場ではなくてはならないワークシューズといえそうです。
クロックスのワーク・シリーズからもなかなか目が離せません。
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