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春先は気分も変えて、小銭入れも買い替え時かもです。

先日もふらりと銀座界隈をのんびり散歩してきました。結構、街歩きが好きなので、休みの日には出かけることにしているのですが、いつも決まったパターンでしか行動しないのがややマンネリ化してはいます。その日もユニクロやH&Mでお手頃価格のインナーやカーデを購入し、また、沖縄のアンテナショップでは海ぶどう(自分用とお土産用)を買ったりして、休日を適当に堪能していました。

日も暮れてからしばらく時間が経ち、カラダも心なしか冷えてきたので、そろそろ帰ろうかと思っていたときに、松屋横のルイ・ヴィトンのショーウィンドウが目に飛び込んできました。銀座に限らずですが、銀座の店々の各ショーウィンドウもそれぞれレイアウトが凝っていて、見るだけでも楽しいものが多いですよね。華やかな三越や和光のショーウィンドウにはいつも感心させられます。

松屋のヴィトンのショーウィンドウもいつもオシャレだなと思って、何気なくレザー製品を眺めているとふと、以前に革財布を使ったことがある革のブランド「ココマイスター」のことを思い出しました。そういえば、ココマイスター(ココマイ)の銀座店が昨年、この近くにできたんじゃなかったかなと。そう思うとお店を探してみたくなってきます。オープンはもう数ヶ月前のことなので、今さらという気もしたのですが、実際この目でお店を見てみたいと思うのは、そんなふとしたひらめきがきっかけかもしれません。

ココマイからのメルマガを読んだことが頭の片隅に残っていたのでしょう。来店して商品の写真を撮ってもOKということが書いてあったのが強く印象に残っていました。お店なのに写真OKって珍しいですからね。この日は、午前中に公園で梅の写真を撮ってきていたのでちょうどカメラも持参していました。そんなワケで写真を撮れたら面白そうだなと瞬間的に感じたのでした。

「ココマイスター銀座店」は、確か1丁目あたりの裏通りだったという記憶を思い起こして、裏通りに歩を進めました。結局は何とか辿り着いたのですが、道を1本築地側に進むと紛らわしいことにレザー製品を扱う靴屋さんがあるんですね。最初、その靴屋さんがココマイなのかと店の前で悩んでしまいました。でもその靴屋さんは重厚な店構えでどこか敷居が高い感じ。気が小さいので、結局、その店には入れずじまいです。小さい店なのにお客さんが何人もいます。靴の修理もしているお店のようでした。店の名前も違うので、ココマイではないのは明らかなのですが、レザー製品にこだわった雰囲気が外からもひしひしと伝わってきて、危うくここがココマイなのかと勘違いしそうでした。

気を取り直してその後、道を1本銀座の大通り側に戻ると、簡単にココマイ銀座店が見つかりました。本当に1丁目の端のほうだったんですね。京橋寄り、映画館の近くです。というか、コージーコーナー本店の裏ですね。とにかく、明るい店内を見て、ホッとする安堵感。銀座1丁目と言えども有楽町と反対側の裏通り、特に夜は結構寂しい人通りだったりしますので、外がすっかり暗いこともあって、そこが砂漠のオアシスであるかのごとく、まばゆい明かりに安心した感じになったのが、なんとも不思議な感覚でした。

以前に縁があって、偶然のように手にすることになったサイフのブランド。何度か使ううちにブランドに対する愛着って自然と湧いてくるんですね。ココマイの店に辿り着いた時には、すーっと吸い込まれるように入店してしまいました。シンプルな商品展示とすっきりと整頓された店内。無駄の無い上品なレイアウト。小さいお店ですが、心地の良い空間に設計された良いお店です。時間的には閉店間際だと思うのですが、お店には2組のお客さんが商品を見定め中。お店の場所は決してわかりやすいロケーションではなく、それもちょっと遅い時間なのに、複数人の来客があって賑わっているのはさすがだと思ったものです。

店内で「メルマガで見たので来てみました、(商品の)写真を撮っても大丈夫ですか?」と聞くと、女性の店員さんにどうぞご自由にと笑顔で接客をしてくださいました。やさしそうなスタッフのお姉さんたち。お店の雰囲気が良いのも納得です。もちろん、商品を手に取ってじっくり吟味ができるようになっています。

展示商品はそんなふうに多くの方々が手にして作りを確かめているのでしょう。いくつかには、ちょっとしたひっかきキズがあったりしました。そんなにお安い商品ではないのにも係わらず、そういうことをも許している寛容なブランドなんですよね。だからこそ、安心して商品に触れることができます。サイフの中の型崩れ防止用のスポンジを取り出して手に抱えてみたりなど、自由にレザーの感触を楽しんでみました。そんな奔放な客の行動に対して、嫌な顔をひとつもしないスタッフさんには、本当に好印象です。商品の魅力もさることながら、お客を大事に扱う姿勢に頭が下がる思いでした。

という感じで、前置きが長くなりましたが、自分が使っているのと同じタイプの小銭入れがありましたので、写真を載せてみます。それは、ボックス型の小銭入れ・コインパース「パティーナ ボックスコインケース」です。

この箱型のカタチは小銭を出すときにかなり使い勝手が良いんです。フタの開き幅が大きいので、中身が確認しやすく、お会計の際にあたふたしなくても、スムーズに硬貨が取り出せます。コンビニなどのレジ待ちでのよく見る光景として、札入れと一緒になっている小銭ポケットから無理矢理硬貨を出そうとして、なかなか出てこない人が目の前にいることってありますよね。ちんけな性格のためか、急いでいるときはそんな人を急かしたくなってくる衝動を覚えます。ちょっと嫌味なハナシですけどね。そして、こういう小銭入れにしておけば、そんな苦労は必要ないのにと、余計なことかもしれませんがつい同情したくなってきます。細かいこととは言え、小銭がスムーズに取り出せないことくらいで、ストレスを貯めないに越したことはありませんからね。

自分の使っているボックス型の小銭入れはココマイ製品ではありませんが、使っているうちに革が柔らかく変化してきました。おそらく、「パティーナ ボックスコインケース」も経年により革質がソフトに変化して手触り感がやわらかく変わってくるのではないかとは思います。新品時のような硬い革のままが良いと思う人もいらっしゃるでしょうが、自分の実感としては、この変化もちょっとした愛着へと繋がっていくものです。そんな小銭入れをなるべく長く使いたいという愛おしい想いが募り、大事に使うようになってくるものですよね。

「パティーナ ボックスコインケース」には、上の写真のように小さなポケットも付いています。こんな小さなポケットなんて必要だろうかと不思議に思いますが、メモや紙片などを入れておけるというものらしいです。自分は財布の中に、初詣で買うお守り(お札)を入れたりするので、そういうものを挟んでおくスペースとして活用できるかもしれないと思いました。

ちなみに使用しているレザーはきめの細かいイタリア製のヌメ革。成牛の肩部分の革を植物から抽出したタンニンだけでなめしたというベジタブルタンニンレザーを使用しています。ナチュラルなイメージのしっとりとしたレザーです。素材本来の表情を生かすこだわりのなめし製法により、本革特有のシワやムラをあえて残した、革らしい革といえるもの。毎日使ううちに少しずつ手の脂を吸収して、いつの間にか素晴らしいツヤを作り上げるという経年変化が起こるハズです。

そんなエイジングを楽しむことができる本格レザーはやはり長く使い続けたいもの。それにはしっかりとした縫製と、革本来の丈夫さが必要条件となってきますよね。その両者を兼ね備えた小銭入れが「パティーナ ボックスコインケース」と言えそうです。


 

同じような形状でワンランク上の「マットーネ ボックスコインケース」という商品もあります。コチラは、丁寧にオイルを塗りこんだパケッタ製法でなめされたマットーネレザーを表面に使用し、ヌメ革を内側にも貼った2重の作り。そんな革好きには堪らないアイテムかもしれません。


 

ともかく、革製品好きには確かに見過ごせない小銭入れだと思います。春は財布の買え時ということです。梅の花もほころぶ、縁起の良い春先に、これまた縁起の良いはる(張る)財布(中身が増えるということ)を求めるのもアリかもしれません。
 

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