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ガトー・ド・ボワイヤージュのバウムクーヘンを食べてみた。

ガトー・ド・ボワイヤージュのバウムクーヘンを食べてみました。

横浜の関内・馬車道に本店を構える洋菓子店「ガトー・ド・ボワイヤージュ」。

日本全国にチェーン店を展開する人気の洋菓子店。

都内でも10数箇所の店舗で購入できるようです。

 

ガトー・ド・ボワイヤージュとはフランスで旅行用に携帯する焼き菓子のことを言うそうです。

人気スイーツ、長年愛され続けてきた伝統のバウムクーヘン

バウムクーヘン 日ごろ口にする身近な洋菓子として定番的なものといえば、バウムクーヘンもそのひとつです。ソフトな食感がケーキとお菓子の中間的な位置付けで、高級感がありつつも親しみのこもったお菓子といったところが、人気のヒミツなんだと思います。1層1層丁寧に焼き重ねて作られる手間のかかったお菓子でありながらも、お手頃な価格で食べられるというお得感があるからかもしれません。コーヒーや紅茶のお供にはまさに最適な人気スイーツです。

そんなバウムクーヘン、実はドイツの伝統菓子なんです。バウムクーヘンのことをドイツでは「お菓子の王様」と称え、特別なお菓子、銘菓と認識されているといいます。ドイツの菓子職人はバウムクーヘンを美味しく焼き上げられないとマイスター(親方)にはなれないとさえ言われているのだとか。ドイツでは、ジャムをはさんだり、チョコレートでコーティングしたタイプも存在し、19世紀の政治家ビスマルクも好んで食べていたということです。

ユーハイム そんなバウムクーヘンを日本で初めて焼き上げたドイツ人がカール・ユーハイムという人物。第1次世界大戦の時代、ドイツの租借地であった中国・青島で菓子店を経営していたカール氏を進駐した日本軍が日本に強制連行。その後、広島物産陳列館(現在の原爆ドーム)で行われた外国人捕虜収容場の物産展にて日本発のバウムクーヘンをお披露目。あまりの好評により、捕虜解放後は横浜、そして関東大震災後は神戸で菓子店を開業。開業当時はピラミッドケーキと呼ばれていたものを60年代からバウムクーヘンと改め、広く知られるようになります。

60年代までのバウムクーヘンは、木の年輪のようにムラのある層が特徴でしたが、次第に洗練されたきれいな輪を描く層に変貌してきました。バウムクーヘンの他にもサンドケーキ、アップルパイなど人気商品をラインナップし、そのカール氏の製法を引き継いで長い歴史を刻むユーハイム。2009年には創業100周年(日本初からは90年)を迎えた由緒ある洋菓子ブランドなんです。